こんにちは、院長の町田です!
今回は長距離ランナーのアキレス腱炎とお尻の筋肉についてお話させて頂きます。
まず、アキレス腱炎とは…
「使いすぎによるオーバーユース症候群のひとつで、スポーツ障害としては頻度の高いものです。繰り返しのストレスによりアキレス腱に微細な部分断裂やはんこんか瘢痕化(きずあと)が生じており、腱の変性が認められます。」
と、あります。
つまり使い過ぎと言うことですね。
しかし、長距離ランナーに「使い過ぎるな」と言うことは「走るな」と言っているようなものですよね?
また、同じ距離を走っているのにアキレス腱炎が発症する人としない人がいます。
では、発症する人としない人では何が違うのか?
そこで関係してくるのがお尻の筋肉「大殿筋」です!!
まず、走りの基本って地面を蹴って前に進むことですよね。
その時にどの筋肉をどんな割合で使っているかが大事なんです!
理想は大きく強い筋肉から小さな筋肉へ連動させていくことです。
大殿筋→ハムストリングス(もも裏)→下腿(ふくらはぎ)
これを4:4:2くらいの割合で使うことが理想です。
アキレス腱炎を発症してしまう人は2:4:4、酷い人は2:3:5くらいの割合で走っています。
これは筋肉を触ればすぐわかります。
長距離を走っているにもかかわらず大殿筋はゆるゆるで下腿三頭筋はガチガチ
こういう方は間違いなく大殿筋を使えていません。
ではどうやって大殿筋を使えるようにするのか?
これに関してはとりあえずこのトレーニングをやって下さい。
いい動画があったので勝手に使わせていただきました(;^ω^)
このトレーニングで走る前から大殿筋の緊張を作り、大殿筋が働きやすい状態を作ります。
そうすることで下腿三頭筋の負担が減り、アキレス腱炎を発症するリスクが下がります。
全てのアキレス腱炎=大殿筋を使えていないと言う訳ではありませんが、こういう方がかなり多くいます。
アキレス腱炎でお悩みの方、
一度お身体の状態を診さ下さい。
適切な治療・トレーニングでランニングを楽しみませんか?
いつでもお待ちしております。